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荒野のコトブキ飛行隊ミニアクション隼一型が予想外だった

スマホゲームがまだ続いているとはいえ、TVアニメの放送はとっくに終わっていて今更感が半端ありませんが、スーパーで安くなっていたので買ってみました。
お値段400円弱。
この食玩の何がどう予想外だったかって?

かなりガチなのだ。

もはやプラモデル

なにも考えずに食玩でしょ?と思ってパカ―っと開けてみたらプラモでした。
このパッケージからこの中身はちょっと想像できないでしょ…

これはザラ機ですが、ベースの隼一型は共通でデカールが違う感じでしょうか。
一般的な戦闘機のプラモデルよりは若干部品点数は少ないですが、完全にプラモです。
ニッパー、カッター、ピンセット、流し込みの接着剤があると便利だぞ!って書いてある辺りがすでにガチ。
デカールもシールタイプではなく、水転写デカールでクレオスのマークセッターがあると便利だぞ!とか書いてある。

よろしい、こちらもガチでいこう

なにも知らずに値段だけ見て購入してみたんですが、こちらも相応の準備をして、いざ製作開始。

ニッパーにピンセット、流し込み速乾タイプの接着剤、デザインカッターにスポンジヤスリを用意して普通にプラモを作るとき同様の装備で挑みました。
彩色済みなので、塗装のことを考える必要がなく、安価なのでとりあえず作ってみるかーって感じで取りかかれるのは良いですね。

1/100の洗礼

小さい…部品が小さい。

操縦桿の部品がこのサイズ。
ピンセットと流し込みの速乾接着剤がないとキツイ。というより無理。
操縦席周りは簡略化されていて、さすがに彩色されていませんでしたが、このサイズ感(と価格)では充分よくできています。

1/700の駆逐艦なんかだとこれくらいの部品は割とよくあるんですが、年齢的にこのサイズは辛くなってきました。
食玩でこのサイズ感の部品を組み立てる羽目になるとはなぁ…

随所にこだわりが

さきほどの操縦席もそうなんですが、エンジンに関してもカウルをかぶせてしまうと見えなくなるのに、ちゃんと作られています。

カウルを被せる前
カウルつけると全く見えません

さすがにフラップは動かせませんが、主脚が折りたたみ可能でタイヤは回せる、風防が動く、プロペラも回せると動かしたいところはだいたい動く印象。
小さいのにとてもよく出来てる。

ひとまず完成!

それほど部品点数も多くないので、小さい部品がある点を除けばそこまで難易度は高くないと思います。
というわけで、ひとまずは完成。

彩色済みなので、ただ組み立てるだけでも満足の出来上がりです。

本当の地獄はここから

さて、組み立ては終わりましたが、本当の完成ではありません。
そう、デカールが残されています。
水転写デカールを貼るのは正直苦手なんですが、がんばってみました。

デカールを貼るとまた印象が変わりますね!
比較的大きめにザクザクっと切って濡らして貼ってを繰り返して、なんだかんだで小一時間ほどかかりました。
まぁいいか~って妥協した部分もありますが、ここまでできれば充分でしょう…トップコート無しでこの仕上がり具合です。
トップコートをすればもっとイイ感じになりそうですが、塗ることを全く考えずに風防を接着してしまったしなぁ…マスキングすれば塗れないこともありませんが、今回はここまで!

感想

現時点で店頭で購入できるかどうかは別として、定価は800円、実際はもう少し安く売られているでしょうし、1/100のスケールモデルのプラモを買ったと思えば充分満足できると思います。
なにより彩色済みなのが最高。
ただ、塗装済みとはいえ成型色というわけではないので、ランナーのゲート部分を切り離した後をタッチアップしてあげるとさらに完成度が上がるでしょう。それほど気にならないレベルですが、よーく見るとわかるって感じです。
デカールを貼らなくても充分な完成度で、デカールを貼ればさらに満足のいく仕上がり。
スーパーで買ってきた食玩とは思えないクオリティです。

小さい部品が多いので、主脚などは強度的に動かすとヤバめな点は注意が必要です。
実際、私はデカールを貼っているときに主脚を一本折ってしまったので、老眼に鞭打って直しました…辛い。

余談ですが、あと2個ほど残っていたので買い占めてきました。

追加で買ってきたものはザラ機とケイト機でした。残念ながらザラ機はかぶり。
こうやって積み上がっていくんだよなぁ。
そのうち作りますよ!そのうちね…

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