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[レビュー]iClever ゲーミングキーボードG01

コスパの良い赤軸メカニカルキーボードです。
ほとんど在宅で仕事をすることになったので、もっと高いキーボードを買っても良かったのですがそれでは面白くないのであえてチャレンジしてみました。

この値段でこのクオリティ

怪しい中華メカニカルキーボードと比較すると若干お高めですが、それでもかなり安く、打鍵感も良好です。
個人的な好みですが、打鍵音も良いです。とても心地良い。

我が家にはいくつかゲーミングキーボードがあり、私はLogicoolのG413 CARBONを使っています。他に子供が使っているCorsairのやたら重いやつとか別のLogicoolのやつとかもあります。
テンキー付きのフルキーボードと比べるのはフェアじゃないかもしれませんが、それらと比較すると値段は半分以下で完成度も高いです。
では、少し細かく見ていきます。

外箱

キーボードの外箱の写真を載せる意味をあまり感じませんが、普通の箱に入ってきます。

特にこれといった特徴はありませんが、標準的な箱で必要十分です。
奥の方に写っているのはBuffaloの無線キーボード(テンキーレス)です。

付属品

キーキャップを抜く治具とマニュアルがついてきます。

マニュアルは日本語でも書かれています。
他に付いてきたものはありません。レビューで星5をつけろとか何かあげます的な怪しげなものは入っていませんでした。
これも当たり前のことなんですけど、怪しげな中華製品ばっかり買ってると感覚がマヒしちゃいますね。さすがにiCleverはそのあたり頭一つ抜けている感があります。

サイズ感・キーレイアウト

テンキーレスで、文字通りフルサイズのキーボードからテンキー部分をバッサリなくした感じ。
家電量販店ならどこでも売っているBuffaloのテンキーレスキーボードとほぼ同じサイズです。
ゲーミングキーボードだとやたらと重いものがあったりしますが、このキーボードは重量感はありません。ベース部分が樹脂製だからだと思いますが、よほど恨みを込めてキーを強く打つ人じゃなきゃ剛性は充分だし、そもそも重量も金属製である必要も私は感じません。

配列は日本語配列。
日本語環境だとやはり日本語配列が使いやすいです。ゲーミングならかなの印字が無いほうがスッキリしていて好みですが、世の中にはかな入力派もいますから否定はしません。
テンキーレスでコンパクトにありがちなテトリスだと全ライン消えちゃいそうな配列じゃないのが良いです。(確認して買ってますけど…)
コンパクトをやたらと推してくる商品だと矢印キーが独立していなかったりするんですが、このキーボードはきちんと独立していますし、Enterも大きめで使いやすいです。ファンクションキーがちゃんと配置してあるのも良いですね。
細かいですが右Shiftも普通のサイズなのが地味にうれしい。
普通の配置と言ってしまえばそれまでですが、キーボードにおいては普通が一番使いやすく素晴らしいです。
その点、このキーボードは基本に忠実で良くできています。
ちなみにFnキーは右Altの隣で比較的使わない場所に配置されているので邪魔になりません。

裏面。
実にシンプルです。爪を立てることで角度の調整が可能です。
他に書くことがありませんね…

軸・打鍵感

軸を見てみましょう。

見たまんまですが赤軸ですね。軸を外して確認まではしていないのでメーカーはわかりませんが、Cherryの赤軸を使っているCorsairのキーボードと遜色なく、打鍵感もさほど違いは無いように思います。
接点も浅く、軽く押し込むだけで反応します。
打鍵音も言わずもがな。
一般的に赤軸は静かと言われることが多いですがメカニカルでは静かということなので、メンブレンに比べると打鍵音は大きいです。
ただ、メカニカル特有のカタタタッという打鍵音は心地よく、青軸のカチカチッとしたスイッチ押してる感はありません。
このキーボードの方が普段使っているG413より使いやすいかも…やはり赤軸の打鍵音は気持ちいです。

一番手前のキーの高さはキーボードの底面から26mmほどです。G413はもう少し高いのでこれくらいがちょうど良いです。

バックライト

ゲーミングキーボードのお約束、バックライト。

配色は固定で色を変えることはできません。
明るさは調整可能で、消灯させることもできます。写真は一番明るい状態ですが、環境によるので参考程度に。
発光パターンも4パターンから変更可能です。
個人的には光る必要はないので、消灯できたり押したキーだけ短時間光るパターンにできるのはありがたい。

地味に良いのがCapsLockやScrollLockがONになっているとキー自体が発光します。
消灯にしていても、Lockしていると光るのは良いですね。

まとめ

赤軸、日本語配列、完成度の高さ、機能面もきちんとマジメに作られていることを考えるとコスパ最高。
私は使っていませんが、ドライバーソフトウェアをインストールすればマクロも対応できるみたいです。

メカニカルキーボードとしては安い上に使い勝手も良く日本語配列。
正直、お値段を考えるとイマイチなところが見当たりません。ひとつ挙げるとすればメニューキー(アプリケーションキー、右クリックと同じ)がないことくらいですが、私は使わないので…
初めてのメカニカルキーボードには最適ですし、赤軸も使ってみたいという人も満足できると思います。
私はREALFORCEの打鍵感が好きじゃない貧乏な感性の持ち主なので、このキーボードで充分満足しちゃうんですよね。高価なキーボードとの違いも大してよくわからないし。

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