「リンクスリングス」プレイレビュー

対人の陣取りゲームです。
シングルプレイのタイトルだとタイトーのヴォルフィード、ナムコからもダンシングアイという昔のナムコらしい微エロなタイトルもありました。
それらをベースにして、スプラを混ぜて対戦ゲームにしたようなゲームがリンクスリングスです。

かわいらしいキャラクター

今どきのゲームらしく、3Dでモデリングされたかわいらしいキャラクターを操作して戦います。

キャラクターは3タイプあり、タイプ別に5人ずつ、計15人います。
タイプはパワー、スピード、テクニックの3種類。
だいたい名前のとおりですが、パワーは敵を倒す、スピードは領域を広げる、テクニックは支援/妨害をするというのが基本的な位置づけです。

タイプの役割分担には疑問

全てのキャラクターを試したわけではありませんが、パワータイプはあまりおすすめできません。
勝負を決めるのは塗った面積なので、スピードタイプの移動速度が早いキャラクターが有利です。
テクニックはキャラクターによって方向性が全く異なるので一概には言えませんが、タワー建築速度が上がるのはほとんど優位性を感じませんでした。
現状のバランスでは不要じゃないでしょうか。

タイプごとに相性(パワーはスピードに強いなど)があるわけでもないようなので、タイプごとに分類する必要があるのか疑問です。
タイプの枠にとらわれないキャラクターもいるので、タイプによる分類が必要だったのかには疑問が残ります。

あくまでも陣取りゲーム

最終的な勝敗はどれだけ広い面積を塗ったかで勝負がつきます。
そのため、敵との戦闘をすることで勝敗が決まるということはありません。
個々の戦闘での勝敗は塗るためのひとつの手段に過ぎず、戦闘を回避することが勝利につながることも多々あります。

タワーについても同様で、必ず押さえる必要はありません。
有効なタワーのみ押さえておけば充分です。
そのため、直接的な勝利につながるのは移動速度が早く、領域を広げやすいキャラクターとなります。
先にも書いたとおり、パワータイプの必要性が薄いのもこれがあるからです。
パワータイプだからといってキルを簡単に取れるわけでもないし、複数相手に勝てるわけでもありません。
いかに不要な戦闘を回避して領域を広げるかがキモの陣取りゲームです。
対人で殴り合いを期待している人には向いていないゲームと言えます。

課金要素は薄め

主な課金要素としては定番のガチャがありますが、10連を回せば最高レアの武器が1つは手に入りますし、キャラもプレイすることでもらえるコインで入手することができます。

ブースト系のアイテムもあるにはあるのですが、種類も少なく、現時点では課金要素はかなり少なくなっています。
ほとんどがプレイ時間でカバーできるものばかりで、大丈夫なのか心配になります。

手軽に対戦が楽しめる

マッチングも早く、試合時間も3分と決められているのでプレイ時間を読みやすいので手軽にプレイできます。
マッチングやリザルトまで含めると1試合4分程度でしょうか。
対人ではありますが、戦闘することだけが勝利の条件ではありません。
キャラクターや立ち回りによって変わりますが、良い武器、良いキャラといった前提条件がなくても勝利に貢献できます。
いざ戦闘となると長距離優位のバランスやスキルの理不尽さも目立ち、なおさら戦闘を避けることが勝利につながるという、パワータイプ不要論を訴えたくなります。

Pay to Winの課金モデルではなく、味方とうまく連携しないと勝つことは難しく、一人だけ強くても勝てません。
これから有料スキンなども出てくるのかもしれませんが、現状は課金しなくても気軽に対戦が楽しめます。

まとめ

対人戦であまりムキにならない人向けです。
バランス面で、うーん…と思うところはありますが、カジュアルに楽しめる面白いゲームです。
ダウンロードは無料なので、ぜひプレイしてみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

おもに みみみ

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