セガがアビス・ホライズンの配信停止の仮処分命令申立
セガが動きましたね。
これが認められれば、アビス・ホライズンは配信停止となり裁判の結果次第ではそのまま終了もありうるということですかねー
実際のところ、配信当日から目をつけられていたわけで…
【艦これ アーケード】を一緒に開発&推進しているセガAM2研さんから、本件を共有されました。現在内容を確認、関係各所と連絡を取り合っています。「艦これ」及び「艦これ」運営鎮守府は、「艦これアーケード」の他に本製品と類似するサービスとは関係がありません。https://t.co/IYFd7MgROV#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) 2018年6月28日
配信開始となり、実際に類似性が高いと判断したので訴えることになったのでしょう。ニュースリリースの文中では以下のように書かれています。
MorningTec Japan株式会社が、スマートフォンゲームアプリ「アビス・ホライズン」を配信等する行為は、当該ゲーム中の影像に係る表現等に関して、当社および株式会社C2プレパラートの『艦これアーケード』等に係る著作権の侵害に該当し、不正競争防止法違反にも該当するものと判断し、本申立において当該主張を行っております。
「影像に係る表現等」と限定しています。
ゲーム性は異なりますが、戦闘中の動きや演出、マップ表示などはそっくりなので、この部分に関してはそのとおりとしか言いようがありません。
私もプレイしてみて似てるなーとは思いました。
それに対するアビス・ホライズン側はTwitterで以下のように反論しています。
今回の件につきまして、「アビス・ホライズン」は豊富な独自コンテンツを有するオリジナルタイトルとして、著作権を侵害した事実は一切ないものと確信しております。従って、今回の件の影響によって、サービス終了になることは絶対にないことをユーザーの皆様にお約束致します。
— アビス・ホライズン【公式】 (@abyss_horizon) 2018年7月11日
まぁ、表向きにはそう言うわな…
ゲームの全体的な話ではないので、「影像に係る表現」に当たる部分を変更するなど、何らかの落とし所を見つけるしかなさそうな気はします。
艦これのパクリといえばアズールレーンもよく槍玉に挙げられますが、軍艦の擬人化という部分だけは似ていても、戦闘などそれ以外の部分はそれほど似ていません。
それに対してアビス・ホライズンの戦闘画面は明らかに寄せているのでちょっと厳しいんじゃないでしょうか。
裁判所がこの申立に対してどういった判断を下すのか気になります。
PUBGと荒野行動のパクリ問題もあり、ここへ来てパクリゲーを連発している中国パブリッシャーへの圧力がかなり強くなってきていますね。