PS5が手に入らないのでPCを買った
タイトルそのまんまなんですが、あまりにもPS5が手に入らないので購入予算をPC購入に充てました。いつ買えるかわからないし、プレイしたいPS5タイトルも特にないし、現状はPS4の置き換えにしかならないし全く手に入る気配がないのでスッパリ諦めました。
ソニー自体が国内で売る気がないみたいですし、AMDの半導体生産の問題?
転売屋にはそれなりに供給されてるみたいだから問題は他にあるんじゃないですかね。もちろん、大前提として転売屋は論外。
私のように諦める人が増えることは転売屋を利することになるんですが、いい加減手に入らすぎですね。諦めたくもなります。
冗談みたいな「予約の権利を抽選」とかバカにしてるにも程があるとは思っていましたが、PS5は都市伝説なんだと考えることにしました。
恨み節はこれくらいにしておきましょう。
さてさて、PS5はこうなるともうどうでも良いのですが、PCはどこでどのPCを買うか、それなりに悩みます。
今回の目的
今回は「下の子が使っているPCを補強しつつ、自分用に最低限3Dゲームが動くレベルのPCを組む」というのを目的としました。安価で1台を2台に。
予算は7~8万円。
ローエンドのゲーミングPCを1台買うと思えばちょい安かな、というライン。
大小BTOブランドを中心に色々と比較していたんですが、ゲーミングPCとなると10万円前後でGTX1660クラスが多い模様。
同じくらいの費用感で1台を2台に増やそうという算段です。
ツクモのBTOでPC購入
色々と比較したんですが、今回はPC本体をeX.computer(ツクモ)で購入、ドスパラで補強用パーツを購入しました。
待てない性分の自分にとって、即納モデルで程よい価格帯の程よいスペックのものがあったのが決め手でした。
購入したのはRT5J-B200T2/CP1。スペックは下記の通り。
CPU | Core i5-9400 |
メモリ | 8GB(1枚、1スロット空き) |
M/B | ASRock H310CM-HDV/M.2 |
ストレージ | SSD:500GB/HDD:1TB |
電源 | CWT 450W (定格 400W) 80PLUS BRONZE対応 |
ケース | Thermaltake Versa H18 |
OS | Windows10 Home |
キーボード、マウス、スピーカーなしで本体のみ。
現在のお値段は63,778円なのですが、たまたま安く売っていたタイミングだったので思い切って買ってしまいました。
ちなみに購入時は50,000円ほどでした。安かったので勢いで買った。
Amazonで同様のスペックで揃えたらいくら?
気になりますよね、パーツだけ買った方が安いのか。
そこでAmazonでパーツ単品で揃えた場合の目安をご用意しました!
同じパーツがない場合は似たようなスペックのなるべく安いものを選んでいます。
合計金額はこちら。
※計算時にケースがAmazon配送ではなくなっていたので、ケースは同価格帯のH17で合計金額を計算しています
合計金額は61,442円
OSにDSP版を選べばもう2,000円くらい安くできますね。
ドスパラで同様のスペックで揃えたらいくら?
こちらも似たようなスペックでなるべく安いパーツを選択。
ドスパラはアフィリエイトリンクがないので一覧表にしました。
本当は画像付きで簡単に埋め込みできるとわかりやすくて良いんですが…
名称 | 金額 |
Intel Core i5 9400 BOX | 16,980 |
CFD W4U2666PS-4GC19 (DDR4 PC4-21300 4GB 2枚組) | 3,182 |
ASRock H310CM-HDV/M.2 (H310 1151 MicroATX) | 6,073 |
Crucial MX500 CT500MX500SSD1JP (500GB) | 5,564 |
TOSHIBA DT01ACA100 バルク (1TB) | 3,437 |
Corsair CV450 CP-9020209-JP (450W) | 4,780 |
Thermaltake CA-1J4-00S1WN-00 (Versa H18 MicroATX アクリル) | 2,786 |
Windows10 HOME(DSP版) | 13,236 |
合計金額はこんな感じ。
合計金額は60,316円
大体どちらも同じくらいの金額になりますが、さすがにパーツ単品で購入したほうが若干安いです。
ただ、組み立てる手間や相性問題、OSのインストール、保証、すぐ届いてすぐ使えるということまで考えると、ツクモのPCは充分良い感じの価格だと思います。
組み立て ~ OSインストールは面倒くさいですからね。
ドスパラでグラボとメモリを購入
さて、新PCの他に、既存PCの補強用にドスパラでグラボとメモリを買いました。
グラボ:PalitのGeForce GTX 1660SUPER(NE6166SS18J9-1160A)
メモリ:16GB(8GB✕2枚)
メモリは既存PCのケースをパカーッと開けてみたら4スロット全部にメモリが挿してあったので不要になってしまい、上の子のLenovoPCにドナドナされていきました。
ドナドナの結果、グラフィックツールがメモリ不足でフリーズする現象が解消したみたいで有効活用できたようです。ヨカッタヨカッタ。
そして、LenovoPCの余った8GBのメモリ1枚がツクモPCに玉突きドナドナされます。
余ったパーツの流用は自作PCの醍醐味ですね。
GeForce1050Tiと1660SUPERを入れ替え
続いてグラボ。ドスパラで買った1660SUPERを下の子のPCに移植して、それまで使っていた1050TiをツクモPCに移植しました。
問題発生
1050Ti → 1660SUPERは全く問題なかったのですが、1050Tiの移植は問題発生。
グラフィックボードを挿すと起動しないんです。
正確には、起動のBeep音はするし、なんか動いているっぽい挙動で、Windowsは起動しているっポイ。
なんでっポイっポイ書いているかというと、画面が全く表示されないから状況がわからない。余談ですがっポイは途中までしか読んでません。
グラボを抜くと通常起動するので、グラボの問題なのは明らかです。
グラボ自体はついさっきまで動いていたものだから、物理的な故障の確率は極めて低く、考慮する必要はないと判断。
そして解決へ
仕方がないのでBIOS(最近のはUEFIと呼ぶらしいですが)画面を眺めながら問題のありそうな設定箇所を探します。
最近のBIOS画面はFHD対応(下の子PCを組んだときにFHD対応だったような気もするけど)してたりしてなんかスゴイなとか、簡易表示と詳細表示があるのか…簡易表示はいらないよな、などと久々のトラブルにワクワクが止まりません。
こういうトラブルがあると新しい知識を得られるので、状況を楽しんでしまうタイプなんです。
色々と調べていった結果、セキュアブートで引っかかっているのではないかという可能性に至り、セキュアブートをオフにして起動したら問題なく起動しました。セキュアブートのメニューを探すのには少し苦労しましたが…
どうやら、セキュアブートがオンでセットアップされているPCだと、パーツを交換/追加するときにいったんオフにしたほうが良いみたいです。
Microsoftのドキュメントはこちら。
Secure Boot Overview | Microsoft Docs
一度起動してからはオンにしても起動してます。ドライバーの署名とかその辺の関係らしいですが、一度正常起動させて認証されると問題なくなるんでしょうか。そこまで深く調べていないので推測ですけども。
まとめ
久々に自作PCをいじりましたが、今ではBIOSレベルでハードウェアの起動チェックをするようになってるなんて思いもしなかったなぁ。
ルートキット対策のようですが、縛りが増えて自作のハードルも徐々に上がっている気がします。
ただ、自作の知識があれば、今でも充分コストを抑えてPCを組むことはできるし、将来的なアップグレードコストの安さや、ドナドナでもう1台みたいなこともできるのは相変わらずでした。
保証の問題などもあるので誰にでもオススメできる類のものではありませんが、自力で解決する努力やトラブルを楽しめる人なら、コストも含めて充分なリターンを得られると思います。