[リンクスリングス]オーギ草原の出島の罠

オーギ草原でタワーBの先にある出島状の出っ張り。
行き止まりなので取り返されにくいし、ここ押さえれば勝てるじゃん!そう思っていませんか?
それ、罠です。
私は真っ先に出島を押さえにいくプレイヤーを「このオランダ人め!」と 心の中で思うことにしています。

[adchord]

wikiなどでも出島を抑えるのは否定的

これは私個人の意見というわけでもなく、wikiを見ても固執するのは良くないという記載が目立ちます。
それでは、オーギ草原のマップがどんな形か見てみましょう。

このマップは左右非対称なので、リスポーン地点がA側だと出島が左側、E側だと右側になります。
一見すると、タワーBを占拠して出島を塗りつぶせば有利に展開できそうに思えます。
出島とはこの部分。

他の領域と違い、タワーBの方向からしか侵入ができないため、守りやすく攻めにくいように見えます。
一度押さえることができれば、有利になること間違いなし!
…といかないのが現実。

出島を押さえるメリット/デメリット

結論ありきなので、偏見にあふれているかもしれませんが、出島を押さえることで生じるメリット/デメリットを考えてみましょう。

出島を押さえることのメリット

  1. 出島の領域を自陣とすることができる

出島を押さえることのデメリット

  1. 塗りつぶすのに時間がかかる
  2. タワーBを確保し続けないと塗りきれない
  3. かかるコストの割に得られる領域が狭い
  4. 出島には先がない

メリットはわかりやすいですね。
出島分の領域を確保できる、そのままです。
デメリットは私の考えなので実際はそうでもないのかもしれませんが、そこまでハズしてはいないと思います。
それっぽい言い方をすれば、戦略的価値の低い領域。

出島を塗るのは大変

では実際に出島を塗るプロセスを考えてみます。
まずタワーBを押さえます。
ここを押さえないと出島が塗れないので、必ず押さえる必要があります。
タワーを制圧するのは数で勝っていれば難しくはないでしょう。

行きはよいよい

タワーBを押さえたら出島を塗りに入ります。

タワーBを起点として外周に沿って進んで塗るか、左端方向へ塗ってから上下に分割して塗るか、どちらにしても外周に沿って塗りつぶすことになるかと思います。
タワーBで補給してEN満タンで元気よく走り出します。

帰りはこわい

塗り進めてENが尽きました。タワーBに戻って補給しなくてはなりません。

ENがないので帰りは塗れません。タワーBも確保できているかわかりません。
そう、ここが罠なのです。

具体的にどんな罠があるのか

罠その1:片道切符

タワーBから塗りにいくときは良いのですが、帰りに塗れないのは致命的です。
出島を塗るには他の場所のほぼ倍のコストがかかります。
例えば、タワーAから制圧していく場合、Aを落とし、Cを落とし、Bを落としと、行先にタワーがあるのでENを補給しながら進めます。
つまり、塗りながら進んでいけるということです。
(A→B/A→Dと進む場合も同様)

これが出島の場合では、タワーBからスタートしたら再びタワーBに戻ってこないとEN補給ができません。
行きは塗れますが、ENが切れたら帰りはただ無駄に移動するだけです。
帰りのENを考慮して戻るとしても、毎回戻ってこなくてはならず効率が悪いのです。

罠その2:入り口がひとつなら出口もひとつ

出島の入り口はタワーB周辺の1箇所しかないので、待ち伏せに弱い。
相手チームにタワーB周辺を防衛されたら出島から生きて出ることが難しくなります。
ミニマップを見ていれば出島を塗っていることは相手にバレバレなので、索敵も必要ありません。待っていればタワーB周辺に戻ってきますから。

罠その3:タワーBが無いと何もできなくなる

出島に限らず、塗るにはENを補給する必要がありますが、出島を塗るためにはタワーBが無いと塗り続けられません。
タワーBの維持は必須条件です。
味方ががんばってタワーBを防衛してくれていたとしても、その間相手チームは待ってくれません。

罠その4:人数差が生じる

出島を二人で塗りにいったとしたら、塗っている間は2:4でメインの領域を取り合う形になります。一人で行っても3:4。
出島を塗っている間は、他の味方が数的に不利な状況で戦っているのです。
そうなるとタワーBが取られる可能性も高くなり、罠その2、3につながります。

出島をどう処理するか

放置がベストなんですが、状況によってはそうもいかないこともあります。

味方のオランダ人が塗りに行ってしまう

ゲームシステム的にも意思疎通が難しいので、行かせておくしか無いでしょう。気が済むまで塗ってもらうか、倒されるまで放っておきましょう。
ただ、タワーBを押さえるのは有効なので、タワーの制圧と出入り口を塗るくらいは行っても良いと思います。

相手のオランダ人が塗りに行ってしまう

行かせておくしか…
ただ、この場合は放っておけば良いとも言い切れず、塗られた分だけ相手の領域が広くなることになります。
タワーBを押さえて補給線を断ち、タワーを取りにきたところを倒す…というのが理想です。
塗られた出島は残り時間が少なくなってからとか、キル後の人数差があるときにタイミングを見てシレッと塗り返しておくのが良いでしょう。

結局は臨機応変

絶対的な正解はないので、最後は状況を見て判断するしかありません。
ただ、序盤に自ら率先して出島に行くのはどうかと。
移動スキル持ちのスピードタイプで効率よく塗れる範囲だけ塗るならまだしも、パワーやテクニックで塗りに行くのは効率が悪いので避けるべきでしょう。
自分が移動スキル持ちのスピードタイプで相手に同タイプがいないなら、塗ってしまって罠に使うという高等テクニックも考えられますが、相手が乗るかどうかわからないので難しいところです。
4 vs 4なので、一人の行動による影響範囲が広いので、勝利に貢献できる立ち回りを心がけたいですね。

おもに みみみ

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする