GUNDAM EVOLUTIONのネットワークテストに参加しての感想

PCのみで30,000人という広いのか狭いのかわからない門をくぐることができましたので感想を。


細かなルールや機体の説明などは紹介記事がたくさんあると思うので割愛します。

割とカジュアル

各メディアではガンダムのFPSという紹介が多かった気がしますが、思っていたほどガチなFPSじゃありませんでした。


機体の装備は固定化されているので武装で悩むようなことはなく、だからといって得手不得手はあれど極端にロールが限られているわけでもなさそうでした。
私はキーボード+マウスでプレイしましたが、複雑な操作もなく遊びやすかったです。
コントローラーへの対応を考えると極力操作を簡単にする必要があるのでしょう。

ゲーム内ではコスト的な概念はないので、サザビーでもザクでもジムでもエクシアでも同じように一定時間でリスポーンできます。やられまくっても気にすることはありません。勝てるかは別の話になりますけど。
何回でもリスポーンできるので、ただ見てるだけという時間はほぼ無く、制限時間いっぱいまで出撃できるのは良いですね。

必要動作環境は2世代前くらいのPCなら動かせそうな感じでしたが、さすがにグラフィック機能の弱いPCでは動かなそうです。
ちなみに私の環境もそれほど良いわけではありませんが、問題なく遊べました。
Core i5-9400 / 16GB / GTX 1060(6GB) といった感じ。
私の場合はモニタの解像度が3440×1440なので、グラボが弱いのが難点です。
なお、公式に掲載されている動作環境はこちらで確認できます。
ネットワークテストについて|GUNDAM EVOLUTION|バンダイナムコオンライン

割と雑なゲームバランス

ロールが極端に限られていないと書きましたが、その枠を外れると少々バランスが悪い箇所が見受けられました。
機体はざっくりと長距離、中距離、近距離、近接戦闘と4種類にわかれています。
その中で近接戦闘が極端に強力なバランスになっています。具体的に言えばバルバトス、お前だよ。
一般的なFPSで射撃は相手との距離が短くなればなるほど当てにくくなります。FPSでは当然ですね。
そのために近づかせないように立ち回るわけですが、マップの多くが細い通路で構成されていて裏取りや不意打ちをしやすくなっています。

このような場面で角を曲がったところで待ち伏せされるとどうにもなりません。近距離で見つかったらおしまいです。
では開けていれば良いのか?といえばそうでもありません。
このゲームではブーストやステップができるため、多少の距離は一気に詰めることができます。しかもバルバトスはステップを3回も使える。
さらに強力な移動スキルまで持っており、近づいてスタン攻撃+太刀(太刀から入っても良いけど)でサクッと相手を倒せるため、少し慣れると猛威をふるうことができます。

MSのくせにレーダーや近接センサー的なものはないのでスタン喰らってから近づかれたことに気づくんですが、スタン→即死コースなので何もできません。
見えてても距離を詰められてスタン→即死。ステップで避けることもできなくはありませんが、避けたとしても移動速度が同じなら逃げられるはずもなく、至近距離では射撃は当てにくい上に威力もショボい。さらに相手は移動スキルを持っている。
少しうまいバルバトスを使うプレイヤーに目をつけられたら、何もできずにただひたすら一方的に倒されるのみです。冗談のような話ですが事実です。
せめてもの救いは敵を倒すことが勝利の条件ではないことですが、ものすごくストレスがたまります。
射撃武器中心の機体がほとんどなのも相まって、近接戦闘のリスクが低すぎるように感じました。

割と単調なマップなのにマップは見られない

カジュアルな雰囲気なのにマップ見られないし、似た感じのマップが多いのが気になりました。

どのマップも細い通路で構成された基地内のような箇所が多くわかりにくいです。市街地とか、もう少しバリエーションがあっても良いかなと思います。

マップ表示がないため味方の位置もわからず前線がどのへんなのか行ってみないとわかりません。作戦もへったくれもなく、行き当たりばったりです。
また、味方がピンを打ってくれても場所がよくわからないのであまり意味がありません。
せめてミニマップ表示、味方とピンの位置くらいは見られるようにしても良いのではないでしょうか。

割と地味なガチャ演出

機体や武器のスキン・チャーム、エモートやスタンプ、プレイヤーアイコンといった装飾系のアイテムがガチャになっていますが、今どきのゲームにしては珍しく演出が地味です。

ガンダムがポッドをドーンして白くピカーッとパカーッと開きます。
が、レジェンダリーだろうがコモンだろうが演出は一緒でした。
金色に光るとかもう少し何かあっても良さそうな気もしますが、今ひとつ盛り上がらない演出です。
これはこれで良いのですが意外でした。

まとめ

まだネットワークテストの段階なので、これから改善されてリリースされることとは思います。
機体のバランスにやや偏ったところはありますが、チーム内で同じ機体を選択できないのが防波堤になっているようです。そのため、現状のバランスではバルバトスのような特性の機体が増えてきたときにどうなってしまうのか不安です。
逆に、射撃系の機体は増えたところで代わり映えがないという考え方もできます。

ルールについてはデストラクションは常に同じ場所に目標があるので、他のルールに比べると単調な展開になりがち。
目標地点をランダムに選択されるようにして、攻撃側は目標を発見するところからでも良いんじゃなかな。

あとやはりマップの機能は欲しいところ。ピンを打っても味方に伝わらないのでは意味がありません。(撃破されてからピンが打てるのはどうかと思ったけど…)
6人チームで戦うゲームというところを考えると、情報の共有や意思の疎通がしやすくなった形でリリースを迎えてほしいですね。

おもに みみみ

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする